2009年7月30日木曜日

大切なパートナーさん

かなり久しぶりのブログ更新です、ご無沙汰スミマセン。
わたしがブログをさぼっている間、いろんな出来事があり、毎日は飛ぶように過ぎていきました。

まず、3か月前に我が家にやってきたビットくん! もうすっかりうちの子です。
月に1回教室に来られる生徒さんも、「表情がずいぶんかわったね」」「すっかりここのうちの子だね」と言ってくださいます。
ビットの近況ご報告は、また改めてアップいたしま~す。

ももは今年もおしりやおなかに赤い湿疹を作っています。
シニアの域に達する頃から、夏の湿疹に悩まされるようになってきました。
ローションなどでケアしていましたが、時々痒みががまんできないようで、一昨日ついに病院に行ってきました。
とりあえず涼しくなって自然と症状が治まるまでは、お薬もやむを得ないかといったところです。

先日、いつもお世話になっている滋賀県のペットケアステーションさまのブログ『わんこにまつわる日々のこと』で、わたしにとって嬉しいサプライズの記事が掲載されました。
http://ameblo.jp/hibikurashi/day-20090723.html
早いもので、Peach Blossomのせっけんを扱っていただき3年になりました。
オーナーさまと初めてメールでやりとりさせていただいたことが思い出されます。

手作りせっけんを作ったことのある方はご存じだと思いますが、湿気・温度・光に弱いせっけんは、けっこう保管に気を使います。
お店という環境で、湿気・温度・光を避けてせっけんを陳列保管するのはかなり難しいことだと思います。
それまで何軒かお取引させていただいたショップさまはありますが、この点がとても難しく、お取引も長くは続きませんでした。
まだまだ手作りせっけんというものが認知されていなかったのですね。

もう販売をお任せするのはやめよう、自分のネットショップだけで販売しようと決めてしばらくたった頃、ペットケアステーションのオーナーさまからお取引のお申し出がありました。
過去の失敗はぜったいにイヤ、本当ならいい面だけ言って買っていただくのが商売でしょうけど、デメリットも正直に申し上げて、ずいぶんワガママなお願いもいたしました。
「なぜせっけんを選んだのですか?」「どうしてPeach Blossomなのですか?」なんて、何度も聞いたりもしました。
でも、オーナーさまはそんなワガママや不躾を受け入れてくださり、わたしのせっけんを大切に扱ってくださいました。
ペットケアステーションさまなら、安心してせっけんを託せる・・・それ以来、Peach Blossomにとってはかけがえのないパートナーショップであり、個人的にも信頼を寄せている大切なお仲間なのです。

そして今、横浜のスターチャイルドさま、同じく横浜のM Dog Spaさま、北越谷のWish・Dogさまと、パートナーさまの輪は広がっています。

どのショップさまにも言えることは、ものすごくこだわりを持っていらっしゃるってことです!

パートナーさまは、今後もさらに広がりそうな気配です♪

ペットケアステーションさま、パートナーショップのみなさま、いつもわたしのせっけんを大切に思ってくださり、わたしに代わってワンちゃんと飼い主さまに思いを伝えてくださり、本当にありがとうございます。
みんなのまごころが、ワンちゃんたちの喜びに変わりますように。。。

おり~ぶさん、ララベルちゃんのママさん、CATNAPのかるころさん、そしてM Dog Spaさん、嬉しいお言葉を寄せてくださり、ありがとうございました。


さてさて、このサプライズブログはとっても長いのです。
もうひとつ、ペットケアステーションさまから。
実はわたしが保護ワンのビットを迎えて少したった頃、ペットケアステーションさまでも新しい保護ワンを迎えようとされていました。
わたしもペットケアステーションさまも、ともに里親という選択をしてきました。
平成19年度の犬の殺処分数は約10万、猫を合わせると30万を超え、里親を待つ保護ワン・保護ニャンたちもたくさんいます。
保護ワン・保護ニャンたちを迎えるならよりどりみどり・・・でも実際はそんなに簡単にはいきません。

保護ワンを迎えた多くの方が保護団体さんや預かりさんを通してお見合いをし、お互いが合意をして里親となっていると思いますが、住宅状況、家族構成などが条件に合わずに里親を断られてしまうケース、保護団体さんとの関係がうまくいかないケースなどもあります。
厳しい資金状況の中で真面目に愛護に取り組んでおられる団体さんもある中、動物愛護と称しながら、その活動に疑問を感じるような団体もあるようです。

我が家はビットを迎える前にあるワンちゃんとお見合いをしました。
残念ながら、意外な理由で里親を断られてしまいました。
新しいリードを用意し、生活のリズムを新しいワンちゃんを迎えるために立て直していた最中のことでした。
ペットケアステーションさまも同じように、やっと迎える決心をしたワンちゃんのお迎え準備をしている中で、里親を断念しなければならないというつらい経験をされました。
そんな経験の中から発せられた思い・・・転載フリーということで、ここにも載せさせていただきました。
以下、本文です。

今年になって、茨城県で「犬・猫の命救うため 飼い主探す団体認定する新制度」が出来たそうです。
県が、「譲渡に適する犬猫の選定」「新たな飼い主へ譲渡する際の事項」などに、ガイドラインを設け、適合する動物愛護団体(動物保護団体)を認定するのだそうです。
私はこういう制度が一日も早く全国的に浸透していって欲しいと強く強く願っています。
今回のこの記事を書くにあたって読んでくださっている方々に多くの誤解を生んでしまう可能性があると考え触れていかなければいけないことだと思い、最後にこの問題について書くことにいたしました。
私たちのLINEは、幸運にもこのようにすてきなつながりになりましたが、そうでないケースもとても多くございます。・・・・・悲しいことですが「動物愛護」が「動物愛誤」となってしまっている団体があると聞きます。
私自身もついこの間までまさかこんなことがあるなんて・・思ってもいませんでした。
きっと信じていたい自分もいたのだと思います。
愛護団体である限り、その目的が「愛護を名乗った募金詐欺」でないならば、その活動は「動物を大切にしたい」という思いから始まっているはず・・・・。
・・・個人・団体も含め「動物愛護団体」の数は多く、その考え方も活動内容も様々で、きちんと活動されていらっしゃる方々も、もちろんたくさんおられます。
しかし「動物愛護団体」選びには、非常に危ない落とし穴があり善意の人の善意を踏みにじる悪質な団体が、残念ながら一部に存在するようです。
「愛護団体」の中には、ブリーダーやパピーミルの責任についてはほとんど触れず、行政が悪いことにして、一般の人たちを焚き付けようとしているような動きも見受けられます。
批判の矛先は行政ではなく、パピーミルの存在と、安易なペットブームのあり方の方に向わなければいけないはず。
そういったことを踏まえ「新たな飼い主を探す動物愛護団体を認定する制度」が出てきたのだと思います。
悪質な愛誤団体は、実際に中にいて活動しないとわからない部分、見えない部分、外からだけでは判断しにくいのが現状です。
でもこの制度が全国に広がれば、個々の団体がこの「動物愛護団体認定」されている団体かそうでない団体かでわたしたちにとっても、今後ある程度の「目安」になるのではないかと思うのです。
わたしは・・・・そう期待したいです。
命をモノ扱いし、お金としてしか見ないパピーミル。
「愛護」と称して、過剰に同情を煽り詐欺まがいの寄付金集めをする団体。無責任な飼育放棄・虐待。そういうもろもろの部分を排除し、動物をめぐる環境を、よりきれいなものにしていくことができれば・・と切に望みます。
監視の目は絶対に緩めず、本当に正しく「認定」しているかを見張り、「誤認定」がないように「この動物愛護団体は安心!」と、動物を譲り受けたい人が思える世の中になってほしい。
家族を求めている犬達と 犬を迎えたい、家族になりたいと思っている人の幸せを第一に考える、そんな愛護団体だけが存在する世の中になってほしい。そう強く願います。
保護されている動物の幸せより、迎えたいと思っている人の気持ちより「支援者を増やすこと・そこからの支援金・保護犬に使われることのない寄付金・自分達の利益のほうがずっと大切。」そんなふうにしか考えていない団体は絶対にあってはいけないと思うから。
「どんな団体であれ信じる信じないはそれぞれの自己責任だ」と言われればそうかもしれません。
でも。そんなことが当たり前に許される世の中にならないように・・・「罪ない犬たちが利用されたり、罪なく殺される動物たちを生み出すのはもう嫌。」その思いをみんなが抱き、その思いを活かせるような仕組みを作っていくことが今後絶対に必要なことだと私は思います。

ペットを取り巻く世の中には、光も影もある。まだ多くの人が知らない影の部分も・・・
わたしたち人間の意志ひとつで、ペットの一生は光にも影にもなる、そのことを忘れずにいたいものです。