2009年1月9日金曜日

不要ペット回収車


ダンナが休みの日は、ふたりで買い物をしに車で出かけます。(ほとんどがワンコの食材、エンゲル係数高し・・・)
すれ違うワンコたちを発見しては、「かわいいねー!」「おりこうさんで待ってるね」「甘えっ子の顔してる!」などなど、ワンコ話ばかりしてます。
本当にふたりともワンバカだな~
つい先日も車の中からワンコたちを見ながら、「またいい子を引き取ろうね」というと、ちょっと黙りこんでしまったダンナ。
「・・・もう飼わない。お別れするのは悲しい。」
なんてポツリと言うものだから
「飼って欲しいのに誰にも飼ってもらえずに処分されちゃう子だってたくさんいるんだよ!!」
「・・・そうだね。」
まぁ、はなちゃんの心配もあるし・・・こんなとき男の人のほうが弱いものかも。

昨日、お世話になっているお取り引き先のペットケアステーションさんのブログに、『不要ペット回収車全面廃止の署名』というバナーを見つけました。



わたしもペットを回収していく様子をテレビのニュース番組で何度か見ましたが、お金がたいへんで飼えなくなったからといって10年以上飼っていた犬を引き渡している人、生まれすぎたからと小さな子猫たちを連れてくる人、みんな迷うようなそぶりひとつ見せず、いとも簡単にペットを渡して立ち去っていきます。

それから、宮崎県だったと記憶していますが、不用ペットを入れておく金網のごみ箱のようなものが道端に置いてあるのも、やはりテレビで見ました。
7~8年前だったと思います。
いらないペットをこの金網のごみ箱に入れておくと、定期的に回ってくる回収車が収容していくのです。
東国原知事のご活躍で今をときめく観光地の宮崎県に、もしもこの制度がまだ残っているとしたら、即刻廃止してほしいものです。
たしか宮崎の近県にもこの制度があったように思います。

『動家庭動物の飼養及び保管に関する基準』には、「やむを得ず犬(または猫)を継続して飼養できなくなった場合には、適正に飼養することのできる者に当該犬(猫)を譲渡するように努め・・・」とありますが、不要ペット回収車の制度自体が、譲渡の努力もせず簡単にペットを遺棄させるのを許しているように思えてなりません。

殺処分を減らすために、ペットの引き取りを有料化した地方自治体もありますが、数千円の処分料ですむのなら回収してもらったほうがよいと思う人もいるでしょうし、遠くに捨ててきてしまう人もいるでしょう。
結局、遺棄しようとしている人は、お金がかかろうがかかるまいが遺棄してしまう。
いずれにしても、ペットの「命」を左右しているという考えが抜けているように思えてしかたありません。

わたしは不要ペット回収車の全面廃止に賛成です。
どうかこちらのサイトをご覧ください。
http://www.shomei.tv/project-345.html

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