もも10歳の誕生会

8月1日、我が家のももはついに10歳をむかえました。
とはいっても、保護犬だったももの正確な誕生日はわかりません。
我が家にやってきた翌日、健康状態を診てもらうために出向いた動物病院で、「とりあえず1日ね」と獣医さんにつけてもらった誕生日です。


10年前の夏、ももちゃんはおそらく北関東のどこかで…誰かの家の縁の下？それとも河原の横の茂みの中？どこかわからないけど、生まれました。
母犬や兄弟犬たちと一緒に保護され、ボランティアさんのところで一時預かりになり、その年の10月10日、取手の保護団体の方に連れられて横浜に来ました。
もも2ヶ月半。
お母さんや兄弟たちとは、いつどこで別かれたのでしょう。
今思うと、ひとりで知らない家にもらわれていくには、少し早すぎる月齢です。
初めての子犬に、ノイローゼになりそうなときもありました。
家具、スリッパ、わたしのセーター…いろんなものを壊されました。
すべて、つい昨日のことのように思い出されます。

ももを通してたくさんの大事なことに気付きました。
犬のせっけん作りを始めてからは、たくさんのせっけんのモニターをしてもらいました。
それから出版のときは、本のモデルにも！
公私ともに、本当にかけがえのない存在です。
おそらく、彼女はこんなふうに過去を振り返ることなく、ひたすら前に向かって生きていくのでしょうね。


誕生日にパーティをすることなど今までまったくありませんでしたが、10年の節目ということで、いつもお世話になっているペットケアステーションさんにケーキをお願いし、昨日家族だけでささやかなお誕生会をしました。
まぁ、還暦祝いといったところでしょうか。（ぜんぜんおばあちゃんの雰囲気ではありませんが）

ケーキを前に記念撮影　おくちに早くもヨダレがたまっています

ケーキは自由が丘キッチンドッグ製「サンアンジェロ」

はなちゃんもおすそわけにあずかり、私たち夫婦も1切れずつお味見、おいし～カッテージチーズとフルーツの健康ケーキでした。

「もっとちょうだい」

「ももちゃん、パーティは永遠に続かないんだよ～」

今日の記念日が、楽しい思い出としてももの記憶にずーっと残ってくれればいいな……

これからも、もっともっと元気で長生きしてネ、ももちゃん！！